仕事のコト

事業ドメイン Business domain

管理基準 Management Standards

ISO9001/ISO14001

ISOとは?

ISOとは、International Organization for Standardization (国際標準化機構)の略で、 国際的に通用させる規格や標準などを制定するための国際機関の事です。 つまり、「世界中どこに行っても同じ物を使えるようにしよう!」というのが、基本的な ISOの考え方です。

ISOは製品の規格を共通化するために作られた組織で、最初はネジの規格から、現在では 用紙のサイズ(A4、A3など)などで世界共通の規格が用いられています。

しかし、こうした工業製品などの国際規格が成されていく中で、ただ単に製品を作れば良い のではなく、その過程で環境破壊や不当労働などの問題が起きないよう「製品造りの過程」 が注目されるようになりました。

そこで、「管理の仕組み」に対する新しい規格が生まれました。
その規格は、目的別によっていくつかの種類に分類されており、番号によって区別されています。 当社はその内の、ISO 9001、ISO 14001という2つの規格を取得しております。

ISO9001とは?

ISO 9001とは、品質マネジメントシステム(Quality Management System)の国際規格の事で、 品質管理体制を規定するための規格です。
これは、単に「優れた製品」を造り出すだけではなく、優れた製品やサービスなどを提供する事によって、「お客様に満足してもらうこと【顧客満足】」を目指す仕組み(システム)です。

横関建設工業(株) 品質方針
  1. (1) 地域の人達が住みよい環境とは、顧客に対して誠実に良き相談相手となり、充分に満足してもらい、信頼を得ることである。
  2. (2) 地域に密着した会社とは、地域での自治活動・ボランティア・イベントなどに積極的に参加し、地域の人々に『必要』と言われる企業になる事である。
  3. (3) 地域発展の一翼を担える会社とは、本業で得た収益を社員に還元することにより、より一層の技術力・経営力を高め、地域の牽引力たる企業になる事である。
  4. (4) 社是の『誠実と実行』を遵守し、他社には無い、独自性を持った企業で、地域の人達と共に、地域の歴史を創って行く事を目指す。

横関建設工業株式会社
代表取締役社長 柏谷 匡胤
社是 『誠実と実行』

ISO14001とは?

ISO14001とは、環境マネジメントシステム(Environmental Management System)の国際規格の事です。
ISO14001では、組織が環境に与える影響を明確にし、業務全体の流れの中で環境への影響を考え環境対策を継続的に改善していくためのシステム作りを行います。

横関建設工業㈱ 環境方針
■基本理念

当社は、環境問題に対する自主的な取り組みと、その継続的改善及び地球環境保全が企業として配慮しなければならない最重要課題の一つとして位置づけ、建設事業の全て の段階において環境への影響に配慮し、その保全に努めることで持続的な発展が可能な 地域社会づくりに貢献する。

■基本方針
  1. (1) 環境保全活動を推進するために、環境マネジメントシステムを確立、維持し、継続的改善を行う。
  2. (2) 事業部門の事業活動全ての領域で、環境に与える影響を的確に認識、把握し、環境に関わる法律、規律並びに協定等を遵守する。
  3. (3) 環境教育、広報活動等により、全社員及び協力会社に対し、環境方針の周知徹底を図り、環境保全の意識向上に努める。
  4. (4) 事業活動において、環境負荷の低減を図るため次の事項について重点的に取り組む。
    1. 廃棄物の削減に積極的に取り組むと共に省資源化を推進する。
    2. 騒音・振動の低減
    3. 水質汚濁の防止
    4. 自然生態系保全への配慮
    5. エネルギー資源の有効利用
  5. (5) 地域社会とのコミュニケーションを図り、地域の環境保全に取り組むと共に外部機関への協力を積極的に行い、社会と共生した環境社会貢献活動を推進する。地域の歴史を創って行く事を目指す。

横関建設工業株式会社
代表取締役社長 柏谷 匡胤
社是 『誠実と実行』

環境目標と達成率

環境目標と達成率

当社では、環境保全を意識した2005年から、CO2の削減やエネルギー資源の消費削減など、環境問題に対するエコな取組みに力を入れてきました。ここでは、消費電力とごみ排出量低下への取組み、また「分収林制度」を例に挙げ、環境目標を示しています。

電力使用量とごみ排出量

電力使用量
2005年(35,918KWh)に比べ、2019年(16,809KWh)では約53.1%低減いたしました。今後はスタート時に比べ、約30%の消費低下を目標にしています。
ごみ排出量(可燃ごみ)
2005年(131枚/40L指定ごみ袋)に比べ、2019年(128枚/40L指定ごみ袋)では約2.3%低減いたしました。今後はスタート時に比べ、約30%の排出量低下を目標にしています。

分収林制度

分収林制度とは、企業等と国がともに森林を造成・育成し、伐採後の収益を一定の割合で分け合う制度で、 既存の森林の整備を内容とする「分収育林」と植林によって新たな森林を造成する「分収造林」の2つがあります。

植物などが空気中から取り込んだ二酸化炭素を、炭素化合物として留めておく機能の事を炭素固定(たんそこてい) といい、この機能を利用して大気中の二酸化炭素(CO2)を削減出来る事から、当社は 「分収育林」を行い、環境保全と森林づくりに貢献しています。

下の表では、当社の持分である「分収育林」が、年間どのくらいのCO2を削減しているのか、 ヒトが排出するCO2量と1L当たり10km程度走行する車を想定して算定しました。

所在地 樹種 持分材積(m3) 炭素固定量(t) ヒトが排出 燃費10km車
寿都郡黒松内町字丸山 トドマツ 39.66 0.57 1.8人 0.06周/地球
有珠郡大滝村字豊里 トドマツ 44.69 0.64 2.0人 0.07周/地球
瀬棚郡北檜山町字新成 トドマツ 32.95 0.47 1.5人 0.05周/地球
瀬棚郡今金町字美利河 トドマツ 39.36 0.57 1.8人 0.06周/地球
虻田郡豊浦町字礼文華 トドマツ 111.38 1.6 5.1人 0.18周/地球
松前郡福島町字松倉 スギ 74.38 1.05 3.3人 0.12周/地球
合計 303.06 4.9 15.5人 0.54周/地球

※2021年現在

当社の持分である「分収育林」は、決して多くはありません。6ヶ所・合計303.06m³の育林で、 燃費10kmの車が排出するCO2は地球0.54周分、ヒトが排出するCO2に至っては15.5人分を削減するに留めています。ヒトに換算した場合、当社の職員が排出するCO2をやっと補う程度に過ぎません。

しかし、こうした小さな一歩から、地域ひいては地球規模の環境保全を目指し、CO2の削減に努めております。

クレジット制度の参加

Jクレジット制度・オフセット・クレジット(J-VER)制度に参加し、合計2t分を購入しています。

安全衛生管理計画

安全衛生管理計画

昨今、作業現場で重大事故・災害が頻発しています。労働災害は、作業に従事している人の生活に大きな打撃を与えるばかりか、企業の社会的責任にも大きく影響を及ぼします。労働者の安全と健康の確保のために、災害疾病のない、ストレスや疲労の残らない職場づくりをしていく必要があります。これを計画し、実行して、評価・改善することを安全衛生の管理と言います。

労働災害を防止するためには、職場に存在する無数の災害要因を見つけ出し、労働災害に結びつくおそれのある危険な要因を、重要性の高いものから一つずつ改善していくことが必要です。

そのためには、リスク(危険要因)の特定と、リスクアセスメント(危機の発生に際して、発生源、伝播の経路、被害者の反応、発生頻度などのデータに基づき、どれだけの影響があるかを評価すること。)を行い、その結果に基づいて必要な改善を速やかに 行うのが効果的です。

と同時に、現場の安全や衛生状態を管理するための「安全衛生管理の年間計画表」を作成する必要があります。これは、いわゆる労働安全衛生マネジメントシステムの基本です。

また当社においては、年に一度、関連業者様やグループ企業を集めた安全大会を開催し、労働災害や事故の根絶に向けて呼びかけています。

このような労働安全衛生マネジメントシステムの取組みを推進している企業は、災害発生率が他と比較して低くなる傾向があるという事実が 判明するなど、その重要性が益々高まっており、今後も積極的に、安全で快適な職場環境を構築していく必要があります。

行動計画

横関建設工業株式会社では「次世代育成支援対策推進法」に基づき、「一般事業主行動計画」を公表します。
行動計画(pdfダウンロード)